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青少年有害サイト規制法・雑感

青少年有害サイト規制法の成立する前日に
情報通信政策フォーラムの「情報社会のリテラシー・倫理・法」
という研究セミナーに出席してきました。

セミナーでは、矢野直明氏(サイバー大学IT総合学部教授)が
情報倫理を確立することの重要性を提唱されていましたが
子供のインターネット利用を法律で禁止することも
あってもいいではないのかと言われていました。

政府がいつでもどこでもインターネットに接続できるという
ユビキタス社会を推進している中で、
法律で子供のインターネットの利用を禁止したところで、
実際にはそれは不可能ではないかと思います。

他方、インターネット上にある情報に対する規制は、
ほとんど実効性に乏しい現実を考えるならば、
結局、インターネットを有効な道具として利用できるように
教育を徹底するしかないのでは…と思えてきました。

自動車を運転するには、免許をとらなければならないのと
同じように、インターネットの利用にあたって、
たとえば講習を義務づけることもありかなと。。。

違法を超えて、有害情報を取り締まる前に、
違法な行為について、きちんと教える。
人の悪口を書けば侮辱罪となるし、場合によっては
名誉毀損罪にもなるということ。

携帯での隠し撮り+ネットへのアップロードはもってのほかで、
(隠し撮りの時点で)プライバシー侵害になる。

また、隠し撮りでなくても、秋葉原の無差別殺傷事件で
携帯で撮影していた人が多数いたようですが
これだって、微妙なところが結構あります。

それから、ネットへの書き込みは、不特定の人の目に
触れる可能性があり、公道で自分の意見を述べるのと
同じだということを理解させること。
それを見た不特定の人は、現実社会で接している人とは
異なり、書き込んだ内容だけをもって、その意見や
その人物の人となりを判断するということ、などなど。

ついこの前まで、秋葉原のホコ天では、スカートの中を
撮影させるなど、さまざまなパフォーマンスが横行し、
警察による取締りが強化されていましたが、
自分のパンツを撮影させている女性に対し、
「お前らがいるから規制が厳しくなんだよ」と
怒鳴った通行人がいました。

インターネットも同じことだと思います。

法律による情報の規制を強化させるのも、させないのも
利用者にかかっているのではないでしょうか。

行政(特に警察)による情報の規制を安易にさせないためにも
まずは利用者のインターネットとの付き合い方を
それぞれが考え、実行していくことが必要だと思います。

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テーマ : 行政書士試験 - ジャンル : 就職・お仕事

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明治大学リバティアカデミーで行政書士講座の講師をしています。
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