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血縁のない子を認知した父からの無効請求

このところ、親族関係の判例がにぎやかです。

去る14日には、血縁のない子を認知した父からの認知
無効請求を認める判例が出ました。

今回の事案は、夫が、妻の子との間に血縁関係がないと
知りながらその子を認知したが、その後、夫婦関係が破綻し、
父が認知無効を請求したというものです。

認知は、婚姻関係にない男女から生まれた子について、
法律上の親子関係として確定する制度です。

当然、自然的血縁関係があることを前提としています。
したがって、自然的血縁関係のない子を認知しても、
その認知は無効で、子や利害関係人は、無効を主張
することができます(786条)。

そこで問題は、父は、無効主張できる「利害関係人」(786条)に
あたるのか、ということ。

民法は、認知をした父に認知の取消しを認めていません(785条)。
認知をすれば、子に相続権が生じ、親に扶養義務が発生しますが、
親の気まぐれで認知を撤回できるとなると、法律関係が著しく
不安定になり、子の福祉に反するからです。

そうすると、自然的血縁関係にないと知りながら認知した者に
無効を認めるなんて、トンデモナイとなりそうです。

しかし、最高裁は、認知をするに至る事情は様々だし、
認知者が,当該認知の効力について強い利害関係を有することは
明らかであるとして、認知した父も「利害関係人」(786条)にあたる
とし、認知者である父からの無効主張を認めました。

現代の家族関係では、非配偶者間人工授精など、すでに
自然的な血縁関係が絶対的なものではなくなっています。
ある部分では、血縁よりも、家族関係を形成する意思が
重視されているわけです。

そういうことを考えると、果たして無効主張を認めて
よかったのかどうか―。
考えされられる判例でした。

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