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オリンピックの影で…

オリンピックが終わりました。

ジャンプの葛西選手といい、フィギュアの浅田選手といい
涙した場面が少なくない大会でした。

しかし、オリンピックの喧騒の影に隠れて、国会では
集団的自衛権の行使を、閣議決定でやるとか
やらないとか―。

そして、「(憲法解釈の)最高責任者は私だ。
政府答弁に私が責任を持って、その上で私たちは
選挙で国民の審判を受ける。
審判を受けるのは内閣法制局長官ではない。私だ」
と述べた総理大臣。

では、「憲法」の問題です。
上記の答弁のうち間違っている部分を指摘してください。


以下、答え。

1.憲法解釈の第一次的な権限は国会にある。
そして、国家機関として最終的な解釈権限は
裁判所にあり、最後は国民の判断となる。
内閣総理大臣は憲法解釈の最高責任者ではない。
(行政の長が国の安全保障の根幹にかかわることを
憲法解釈で自由に変更できるとするならば、
それは立憲主義に反する)

2.我が国では、議院内閣制を採用しており、
内閣総理大臣は国会の議決で指名されるに過ぎない。
内閣総理大臣が選挙で直接国民の審判を受けるわけ
ではない。
(「内閣」は、直接的には「国会」に対して責任を
負っている)

3.総理は、内閣法制局も内閣の下にあることから
総理大臣が「最高責任者」であると発言したものと
解釈することもできるが、内閣法制局は憲法尊重擁護
義務の下で、憲法解釈行う。
しかも、その内閣法制局は、これまで集団的自衛権の
行使について一貫して否定してきたのであり、そのような
解釈は憲法9条の解釈として定着し、固定化したものと
評価することができる。
ここまで固定化した憲法解釈を、真っ向から覆すことも
憲法解釈として可能であるというのであれば、
憲法は規範としての存在意義を失いかねず、
ひいては憲法尊重擁護義務も意味をなさないことに
なりかねない。

なんだかなー、の今日この頃です。


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